鼻の形が変だと思い込む強迫観念に注意

鼻の形は顔の美醜にとても大きな影響があります。しかし現実には欠点のない完璧な形の鼻をしている人はほとんどいません。むしろ美醜の価値観からすれば欠点と言えるような特徴があるのが普通です。

「自分の鼻の形はおかしい」という観念は強烈で時に抗い難いほどですが、他の人の鼻もよく観察すれば自分と同じ欠点こそなくとも自分にない欠点があるものです。「他人の鼻の形もおかしい」ものなのです。

ですがこの「他人の鼻の形もおかしい」という部分が抜け落ちてしまうと醜型恐怖的な、時には平均よりも欠点の少ないキレイな鼻であっても強いコンプレックスを抱くことになってしまいます。

鼻の形は多少おかしいのが普通

同じ「鼻が醜い」という悩みでも、大きい、低い、鼻の穴が大きい、鼻の穴が前を向いている、ぼてっとしている、あぐらをかいている等など様々な欠点に分類できます。

これらの内一つだけが欠点という方よりもむしろ二つ以上の欠点がある場合の方が多いでしょう。多くの方は複合型です。

では鼻の形にコンプレックスがない人はこれらの欠点はないのか?というとそうでもありません。そもそも完璧な鼻の形の人もいないでしょうし完璧な鼻の穴の大きさの人もいません。むしろまんべんなく鼻の形に欠点があるのが普通の人の普通の鼻の形なのです。

欠点がない人がいるとすれば整形などのあらゆる手段で容姿を美しく仕上げているモデルなどのごく一部の人だけです。

自分とは違う鼻の形の欠点を無視するとコンプ持ちになりやすい

仮にある人が自分の鼻の形に悩んでいて、その鼻の形の欠点を欠点Aとしましょう。鼻の形に悩んでいるその人は知人や街行く人達の顔を見てこの人の鼻はキレイ、この人は普通、この人には勝った!この人には負けた!と一日中鼻の形を比較し続けます。

欠点Aを抱えているその人にとっては美醜の一番大きな基準は鼻の形の中でも欠点Aになってしまっているので、欠点Bや欠点Cは目に入りません。そのため欠点Aを抱えていない大部分の人よりも自分の鼻は醜いという観念がどんどん補強されていってしまうのです。

現実には欠点Bや欠点Cを抱えている人達もたくさんいて、欠点BやCの人から見れば欠点Aの人は普通の鼻とカウントされているとしてもです。

少しくらいは変なのが普通

仮に全ての面で平均的な形の鼻があったとしましょう、それはおそらく世の中で一番きれいな形の鼻です。顔とは普通じゃないポイントがあるのが普通なのです。

ですか鏡を前にするとどうしても自分の顔の些細な平均値からのズレが気になります。他人から言われたちょっとしたからかい文句なども自分の醜さを証明する根拠に思えてきます。

しかし完璧な顔でない限り多少の醜さはあるのが普通です。ちょっとしたからかい文句を言ってきたきた誰かも別の言葉で別の部分をからかわれています。

欠点Aという悩みに気が行き過ぎると世の中を欠点Aがある人|ない人という2種類の世界で考えてしまいがちです。そして欠点Aがある人とない人で言えばない人の方が大多数でしょう。それだけを美醜の基準にすれば確かにあなたは醜い側のグループに属すことは間違いありません。

しかしこれは欠点B、C、D…でも同じことなのです。そしてその分類で言えばあなたは見にくくない側の人間に振り分けられるでしょう。

もし鼻自分の形が変だと思っている方がいれば、一度自分にはない種類の鼻の形の欠点に注目してみてください。

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